リオデジャネイロパラリンピックの陸上日本代表候補の強化合宿が田辺市で始まり、きょう(15日)、報道陣に練習が公開されました。
田辺スポーツパークは、パラリンピック陸上競技のナショナルトレーニングセンターに指定され、きのうから選手、監督あわせておよそ40人が田辺スポーツパークの陸上競技場で練習しています。
合宿には北京パラリンピック・銀メダリストの山本篤(やまもと・あつし)選手やロンドンパラリンピック女子陸上100メートル、200メートルで7位入賞を果たした高桑早生(たかくわ・さき)選手ら、代表選出が有力な選手も多く参加しています。
山本選手は「日常の練習と変わらないことをしていますが、合宿を通じてチームのモチベーションを上げていきたいです。施設は素晴らしく、ご飯も美味しかったです。和歌山のイメージはミカンです。」と笑顔で話していました。
また、高桑選手は「今回の合宿は楽しみでした。和歌山に来るのは初めてで、綺麗な施設で練習させてもらえてラッキーだと思いました。」と話していました。
このあと、選手らは地元田辺市内の中学生と交流したほか、夕方からは歓迎セレモニーも行われ、仁坂吉伸知事や田辺市の真砂充敏(まなご・みつとし)市長らが選手らを激励しました。