和歌山県内のホンダディーラーの社員らが串本町の海水浴場で清掃活動を行い、社員や地元の人らおよそ400人が参加しました。
これは、「素足で歩ける砂浜を次世代に残したい」という想いから、本田技研工業の社会貢献活動の一環として、全国24か所の「ビーチクリーン活動」の一つとして行われたものです。
きょう(11日)午前7時から串本町の橋杭海水浴場で行われた「ビーチクリーン活動」には、県内のホンダディーラーや海上保安署、自衛隊員、それに地元の人ら合わせて400人が参加しました。
今回のクリーン活動では、ホンダが独自で開発したバギー型のATV(全地形走行車)に熊手のような器具を取り付け、砂に埋まった木くずや小石、それにペットボトルのフタなどのゴミをかき出して回収した後、別の器具で砂浜を平らにならしました。
和歌山県ホンダ会でホンダカーズ南近畿の戸嶋賢一(としま・けんいち)さんは「海がキレイというのは気持ちの良いものです。今日は、私たちみんなで浜を綺麗にしましたが、皆さんも普段遊びに来たときは、ゴミを持ち帰ってキレイな浜を維持してもらえればと思います」と話していました。
また、参加した串本町の57歳と69歳の女性は「橋杭岩がきれいな砂浜に来て頂きたいという思いで一つになって頑張りました。ぜひまた参加したいです」と話していました。