和歌山市にある精米機器メーカーの東洋ライスはきょう(8日)、今年3月期の決算が新型の精米機器の買い換え需要が増えたことなどから売り上げが堅調に伸び増収増益を発表しました。これはきょう東洋ライスが東京で今年3月期の決算と事業報告発表をして明らかにしました。それによりますと、売上高は前の年の同じ時期に比べ4.6パーセント増えて82億5千万円、当期利益が14億3千万円、税引き後の当期純利益も9億7千万円あまりでした。これは、新型の精米器の買い換えなどが堅調で売り上げが伸びたことが大きな要因です。また金芽米などコメの製造部門では、ほぼ前年並みの売り上げを確保しています。このほか太陽光の発電事業は、太陽光発電事業の売上高も10パーセントアップしました。東洋ライスでは海外での米販売なども好調のほか今年初めに立ち上げた高付加価値米を販売する「世界最高米事業」で、今月下旬から製品の販売を始めるということです。
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