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台風11号 今なお交通機関に大きな影響(午後1時現在)

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日本海に抜けた台風11号は、きょう(18日)未明に熱帯低気圧に変わりました。

和歌山県内は、おととい(16日)夕方から長時間にわたって暴風域に入るとともに、南部では1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降り、降り始めからの雨量が500ミリを超える地域もありました。また湯浅町では、きのう午後9時前までの24時間に観測史上最大となる374.5ミリ、日高川町川辺でもきのう午後7時半までの24時間で373ミリの雨が降り、それぞれ観測史上最大を記録しました。

台風11号と台風通過後の大雨で、今なお通行止めや列車の運転見合わせなど、交通機関に大きな影響が出ています。

阪和自動車道・紀勢自動車道は、和歌山インターと南紀白浜インター間の上下線で、きのう(17日)未明から順次通行止めとなっていましたが、きょう(18日)午前6時45分に和歌山インターと南紀田辺インター間、午前7時に上富田インターと南紀白浜インター間で、それぞれ通行止めが解除されています。しかし、南紀田辺インターと上富田インターの間は、土砂崩れのため、現在も通行止めとなっています。

一般国道は、26号線の孝子峠が昨夜10時過ぎから通行止めとなりましたが、きょう(18日)午前4時過ぎに通行止めが解除されています。また42号線では、由良町畑と広川町河瀬の間の通行止めが、きょう(18日)午前6時半に解除されているほか、有田市糸我町内での通行止めは、午前7時に片側交互通行へ変更されています。

JRは、きのう(17日)全線の運転を見合わせた紀勢線が、普通列車について、きょう(18日)午前8時頃から新宮・御坊駅間で運転を再開したのをはじめ、和歌山・箕島駅間でも午前9時半頃に運転を再開しています。しかし、紀伊由良・広川ビーチ駅間で土砂崩れが発生しているため、箕島・御坊駅間は、きょうも(18日)も終日運転を見合わせ、バスによるピストン輸送を行っています。また特急くろしお号は、きょう(18日)運行する予定だった33本全ての運転見合わせを決めています。

阪和線も、和歌山・日根野駅間で始発から運転を見合わせていましたが、午前7時20分頃から全線で運転を再開しました。しかし接続する大阪環状線が、午前11時40分頃まで運転を見合わせていたため、一部の列車に運休や部分運休、それに大幅な遅れが出ています。


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