和歌山県内の自治体や企業などで、きょう(2日)からクールビズがはじまり、職員らがネクタイや上着などを着用しない軽装で業務にあたっています。
和歌山県庁の環境生活総務課では、朝礼でクールビズの期間中出来るだけ軽装で勤務し、地球温暖化防止へ貢献するよう呼びかけたあと、職員らが、早速、ポロシャツなどネクタイをしない軽装で業務を行いました。
男性職員は「けさは少し肌寒いですが、ネクタイをしない分、首元が楽で良いですね」と話したほか、夏の日中に、公共施設や商業施設に出かけることで家庭での冷房使用を抑える「クールシェア」の啓発に努めるとも話していました。
環境生活総務課の森本修司(もりもと・しゅうじ)課長は「この夏は電力供給がひっ迫する可能性は去年(2015年)より低いとみられますが、地球温暖化防止の観点から、県民に引き続きクールビズに取り組んでもらうとともに、ノーマイカーデーの実践など、普段の生活や消費行動で省エネを実践する『クールチョイス』の啓発にも努めたい」と話していました。
県や県内の市町村では、10月31日までクールビズを実施するほか和歌山放送などの民間企業でも、きょうからクールビズがスタートしています。