Quantcast
Channel: WBS和歌山放送ニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17690

宮城沖の調査捕鯨開始、和歌山の捕鯨船など出港

$
0
0

ミンククジラを対象にした調査捕鯨が宮城県三陸沖で始まり、拠点となる石巻市の鮎川港できのう(9日)、出港式が開かれ、地元宮城県のほか、和歌山県と千葉県の捕鯨船あわせて4隻が、関係者に見送られながら出港しました。

調査捕鯨は、石巻港を中心とする半径およそ90キロの沿岸海域で、51頭を上限に来月(5月)下旬まで実施されます。

出港式では、実施主体で福岡市にある地域捕鯨推進協会の下道吉一(しもみち・よしいち)代表理事が「捕鯨が中核的な漁業となるよう調査を重ねていきたい」とあいさつし、来賓として出席した地元石巻市の笹野健(ささの・たけし)副市長が「鮎川の捕鯨が、東日本大震災からの復興の後押しになっている」と述べました。

沿岸の調査捕鯨は、捕獲後、胃の内容物を調べ、生態系を解明し、資源管理に役立てるのが目的で、例年、春は鮎川沖、秋は北海道・釧路沖で行われます。近年、サバやイワシなど、以前と違った魚を食べるようになったといい、安永玄太(やすなが・げんた)調査団長は、「一過性のものかどうか原因を調べたい」と話しています。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17690

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>