フランスの客船「LE SOLEAL(ル・ソレアル)」がきょう(4/5)午前、新宮市の港に入り、乗客のフランス人らが、世界遺産の熊野三山を巡るツアーなどに出かけていきました。

新宮港に停泊する「LE・SOLEAL」
「LE SOLEAL(ル・ソレアル)」は、全長142メートル、総トン数1万700トンの客船で、香港を出て、石垣島や高知、清水、東京など、日本の港に立ち寄る「日本寄港クルーズ」の一環として新宮港を訪れたものです。
きょう午前8時頃、新宮港に入港した「LE SOLEAL(ル・ソレアル)」には、フランス人やスイス人など200人余りが乗船していて、地元の人たちによる平安衣装での出迎えを受けたあと、希望者が、世界遺産の熊野三山を巡るツアーや、瀞峡のジェット船を活用したツアーに参加しました。
「LE SOLEAL(ル・ソレアル)」は、今夜、新宮港を出て大阪へ向かう予定です。
警備の都合上、停泊している客船に近づくことはできないものの、新宮市では、きょう午後7時に出港する際、地元のグループによる太鼓演奏にあわせてペンライトを振り、客船を見送ることにしていて、市民に参加を呼びかけています。