和歌山県内の塗装業者24社が加盟する県・塗装工業共同組合の関係者らが、きょう(21日)子どもたちに塗装の仕事を知ってもらおうと、和歌山市内の公園で、遊具やベンチのペンキを塗り直す奉仕活動を行いました。
- り台にペンキを塗る職人
和歌山市美園町(みそのちょう)の美園公園では、午前8時半ごろから、和歌山市や、有田(ありだ)・御坊(ごぼう)の塗装業に従事する一級塗装技能士の資格を持つ職人らが、コンクリート製の飛行機の乗り物や滑り台、ベンチなどに、ハケやローラーを使って丁寧にペンキを塗りました。
きょうの作業に先立って塗装業組合では今月(3月)18日、高圧洗浄機を使ってコケやカビを取り除き、マジックなどで書かれた落書きをシンナーで消すなどの準備をしているため、遊具やベンチは再び鮮やかな色合いを取り戻しました。
県・塗装工業共同組合の栗原佳宏(くりはら・よしひろ)理事長は「奉仕活動を通じて、子どもたちに塗装の楽しさを知ってもらい、若い世代にも職人を目指して欲しい」と話していました。