Quantcast
Channel: WBS和歌山放送ニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17681

岩出市・総額約155億円の新年度予算案(写真付)

$
0
0

岩出市はきょう(2/19)、市制施行後3年連続で過去最高となる、総額およそ155億円の新年度(2016年度)一般会計当初予算案を発表しました。

新年度予算案を発表する中芝岩出市長(2月19日・岩出市役所)

新年度予算案を発表する中芝岩出市長(2月19日・岩出市役所)

当初予算規模は、今年度よりも5327万円、率にして0・3%増えていて、2006年4月に市制が施行されて以来、3年連続で過去最高額を更新する積極型予算となっています。

歳入は、市民個人税や固定資産税などの増収に伴い、市税が今年度より1・8%多くなる見込みで、およそ55億3600万円、市債の発行額は今年度より13・8%減って6億800万円などとなっています。

このほか、市の貯金にあたる財政調整基金などを3億6300万円あまり取り崩して対応します。

歳出は、浸水対策の土木費や下水道整備の繰出金などが大幅に増えているほか、4月1日オープン予定の「ねごろ歴史の丘」や大河ドラマ「真田丸」に関連した観光振興と、学力の向上にも重点的な予算配分をしています。主な事業は、紀ノ川流域の山崎(やまさき)地区に排水ポンプを設置する浸水対策に2億1400万円、西野(にしの)地区に市の教育委員会などが入る市役所分庁舎の設計・建設事業に1億8300万円、観光事業は4月1日オープンの「ねごろ歴史資料館」と旧・県議会議事堂「一乗閣」の運営や周辺の道路整備などに6420万円、学力向上対策として小・中学校の教員を先進地域に派遣する事業に62万円が計上されているほか、4月1日の市制施行10周年記念式典の開催費用329万円なども盛り込まれています。

中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長は「地方創生の交付金などが不明確な中困難な予算編成となったが、引き続きこれまで
取り組んだ事業を重点的に行う」と話しています。

岩出市の新年度予算案は、今月(2月)26日に開会する3月定例市議会に提案されます。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17681

Trending Articles