南海和歌山市駅隣に建設が計画されている南海電鉄オフィス棟の安全祈願祭がきょう(18日)、建設予定地の駐車場で行われました。
南海和歌山市駅とその周辺の再開発は去年5月、南海電鉄と和歌山市が共同で行うことを発表し、来月からの1期と再来年度からの2期に分けて工事を行います。
きょうは南海和歌山市駅隣にある駐車場に建設が計画されているオフィス棟の安全祈願祭が行われました。
オフィス棟は7階建てで、金融機関やスポーツジムなどが入る予定で、貸し床面積は1000坪になるということです。
きょう午前9時半から行われた安全祈願祭には南海電鉄の遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長や和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長ら関係者あわせておよそ40人が参加し、朝椋神社の小島渉(こじま・わたる)宮司が祝詞を読み上げ、工事の無事を祈りました。
安全祈願祭のあと、南海電鉄プロジェクト推進室の山下芳弘(やました・よしひろ)社長は「市民や観光客がたくさん集まってもらえるような施設になればと思います。和歌山市駅が生まれ変わることで周辺に波及効果があればいいです。」と話していました。
オフィス棟は来月(3月)1日に着工し、再来年春の竣工を予定しています。
また、2期目は和歌山市駅の駅舎建て替えが予定されていて、市民図書館などが入る予定となっています。