生徒らに法律について関心をもってもらおうと、和歌山地方法務局の職員がきょう(8日)、海南市下津町の中学校を訪れて出前授業をしました。
和歌山地方法務局が、身の回りにある法律について関心をもってもらおうと3年前から行っているもので、法務局事務官の岸和弘(きし・かずひろ)さんがきょう、海南市下津町下(しも)の海南市立下津第二中学校を訪れて、1年B組の生徒およそ30人に、契約と約束の違いや契約の種類について話しました。
出前授業で岸さんは、契約は国が法律で保護することにした特別な約束ごとであることや、コンビニエンスストアでおにぎりを買うことも売買契約という契約の一種であることなどを、わかりやすく説明しました。
生徒の1人野際竜希(のぎわ・りゅうき)さんは「普段あまり体験できないようなことを聞きすごく勉強になりました。」と話していました。
岸さんも「生徒たちは話をしっかり聞いてくれ、すごくやりやすく楽しく授業をできました。近頃はインターネット上での詐欺などがあるので、そういった時にきょう学んだことが役に立てればいいと思います。」と話していました。
この授業はあすも下津第二中学校の別のクラスを対象に行われます。