群馬県安中市の上信越道上り線で、去年11月、車6台が関係し、10人が死傷した事故で大型トラックを運転し自動車運転処罰法の過失致傷の罪に問われた和歌山市の67歳のトラック運転手に対する初公判がきょう(8日)前橋地方裁判所で開かれ、被告の運転手は起訴事実を認めました。起訴状によりますと被告の運転手は、去年11月18日午前7時15分頃、十分な安全確認なく時速およそ90キロで大型トラックを運転し渋滞で前方で停車していた車の列に突っ込み、乗用車など次々に衝突させました。この事故で長野県須坂市の無職田子彩美(たごあやみ)さん当時31歳と次女の華愛(はなえ)ちゃん当時2歳を死亡させたほか8人に重軽傷を負わせました。被告の運転手は「間違いないです」と起訴事実を認めました。
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