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紀の川市の森田都史君殺害からきょうで1年 一周忌で父親がコメント

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紀の川市で当時小学5年の男子児童が殺害された事件からきょう(5日)でちょうど1年になりました。

この事件は去年2月5日の夕方、紀の川市後田(しれだ)の空き地で、小学5年生・森田都史(もりた・とし)くん当時11歳が男にナタのような刃物で刺され、殺害されたもので、和歌山県警の捜査本部は2日後の未明、近くに住む中村桜洲(なかむら・おうしゅう)被告23歳を殺人の疑いで逮捕しました。

事件から1年となったきょう、都史くんの父親は弁護士を通じて「都史が亡くなってから1年になります。私はまだ、都史が亡くなったという現実を受け入れられてはいません。都史はことしの春、小学校を卒業するはずでした。亡くなってもう1年になりますが、私のこの悔しさや悲しみは少しも癒されることはありません」とコメントしています。

中村被告を巡っては、事件前から自宅近くの紀ノ川河川敷で刃物を振りかざして竹を切っていたほか、近所の子供を追い回す姿も目撃されていましたが、これらの情報は警察や自治体に通報されておらず、事件を通じて近所関係の希薄さが浮き彫りになりました。

一方、中村被告の裁判の日程は事件から1年経った今も目途が立っていません。

和歌山地方検察庁によりますと、中村被告の精神鑑定がおよそ4カ月間行われ、起訴が去年7月にずれこんだことや膨大な証拠資料があるため、公判前整理手続きに時間がかかっているということです。


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