和歌山市の和歌山ビッグウェーブできょう(5日)今年度の「和歌山県警察柔道・剣道大会」が行われ、県警の警察官が日ごろの鍛錬の成果を披露しました。
この大会は警察官の士気高揚や柔道、剣道の振興を目的に毎年行われているもので、例年、秋に開催されていますが、今年度は秋に国体が開催されたことからこの時期に開かれました。
きょうの大会には県警本部と県内14の警察署から男女あわせて243人の警察官が出場し、県警本部から2チームと14の警察署のあわせて16チームが柔道と剣道で戦ったほか、女性警察官は個人戦にも出場しました。
開会式で県警本部の直江利克(なおえ・としかつ)本部長は「警察に対して県民が望む強さの1つはいかなる事態に対してもひるむことなく的確に対処する力を備えていることだ。選手たちにはすべての警察官の模範を示してもらい、強さと優しさを兼ね備えた和歌山県警察の構築に尽力してもらいたい」とあいさつしました。
このあと、大会に出場した警察官は、日ごろの鍛錬の成果を見せようと懸命に戦ったほか、チームメイトにも大きな声で声援を送っていました。
大会は柔道団体のA組が和歌山東警察署、剣道団体のA組は岩出警察署がそれぞれ優勝しました。