おととし(2014年)6月、和歌山市の時計店で起きた強盗事件で、和歌山東警察署はきょう(3日)、住所不定の暴力団組員の男2人を強盗の疑いで逮捕しました。
捕まったのはいずれも住所不定で暴力団宅見組傘下の組員、村田徹(むらた・とおる)容疑者43歳と隅田将治(すみだ・まさはる)容疑者28歳です。
警察によりますと2人はおととし6月2日の午後5時ごろ、和歌山市新在家にある時計店に消火器を持って押し入り、58歳の女性店員に消火剤を吹きかけて店内のショーケースにあった宝石など11点、あわせておよそ100万円相当を奪った疑いです。
警察が現場付近の聞き込みや防犯カメラの解析を行ったところ、去年大阪府警に窃盗容疑で逮捕・起訴されている2人が犯行に関わっていた疑いが強まり、逮捕しました。
警察の調べに対し2人とも「覚えていない」と容疑を否認しています。
警察はさらに2人を追及する方針です。