橋本市内の工業団地に、大阪のメーカー2社があらたに進出することになりました。
進出するのは、河内長野市(かわちながのし)の光栄(こうえい)ピーナッツ株式会社と、大阪市淀川区(よどがわく)の毎日マーク株式会社です。
きょう(21日)橋本市役所で進出協定の調印式が行われ、光栄ピーナッツの松尾甲司(まつお・こうじ)社長と、毎日マークの渡邊博敏(わたなべ・ひろとし)社長が、それぞれ橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長と、和歌山県伊都(いと)振興局の古田雅昭(ふるた・まさあき)局長とともに進出協定書にサインしました。
光栄ピーナッツは、1988年に創業した創作豆菓子の製造や卸売りなどを行っている企業で、効率化や生産能力を高めるため、紀北橋本エコヒルズ「小峰台(おみねだい)」におよそ1億1100万円をかけて延べ床面積594平方メートルの新工場を建設し、ことし(2016年)9月に操業を始める予定です。
光栄ピーナッツでは、今後3年間で地元から新たに正社員5人を採用することにしています。
一方、毎日マークは、1957年に創業したスポーツウェアに取り付けるマークの製造加工会社で、プロ野球や全日本チームをはじめ、全国の大学や高校のスポーツウェアも手がけていて、紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台(きのひかりだい)Sゾーン」に、およそ1億1000万円をかけて延べ床面積2020平方メートルの新工場を建設し、生産能力を増強します。
ことし12月に操業を始める予定で、毎日マークでは、今後3年間で地元から正社員16人を採用することにしています。