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「海難1890」日本アカデミー賞10部門で優秀賞

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日本とトルコの友情をテーマに、去年(2015年)12月5日から全国で公開されている映画「海難1890(いちはちきゅうぜろ)」が、今年度(2015年度)の日本アカデミー賞で、作品賞など10部門で優秀賞に輝き、最優秀賞候補にノミネートされました。

「海難1890」は、126年前に串本沖で発生したトルコの軍艦エルトゥールル号の遭難事故や、1985年のイラン・イラク戦争でのトルコ航空機が在留日本人を救出した「テヘラン脱出」を題材に、日本とトルコの友情を描いた映画で、去年(2015年)12月5日から全国東映系映画館で公開されているほか、トルコでも公開されています。

今回で39回目を迎える日本アカデミー賞に出品し、審査の結果、優秀作品賞や優秀監督賞、優秀主演男優賞など18部門中、10の部門で優秀賞を獲得し、このうち田中光敏(たなか・みつとし)監督が優秀監督賞、主演で串本大島の医師・田村を熱演した内野聖陽(うちの・せいよう)さんが優秀主演男優賞に輝き、最優秀賞の候補にノミネートされました。

また、配給元の東映株式会社によりますと、先月(12月)5日の全国公開以降、和歌山県内では累計の観客動員数が5万8千人を超え、興行収入も6650万円にのぼる県内第1位のヒット作となり、来月(2月)以降も県内の映画館でロングラン上映も決まっています。

東映株式会社は「3月4日に東京で行われる授賞式で最優秀賞に食い込めるか、期待が高まっている」とコメントしています。

また、和歌山県の仁坂吉伸知事は「トルコとの友情が芽生えたゆかりの地・和歌山にとっても大変喜ばしいことで、最優秀賞の発表が楽しみだ。まだ映画を見ていない全国の人に、今からでも間に合うので是非見てもらいたい」と喜びを語りました。


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