和歌山県地方労働組合評議会=県地評の新春旗びらきが昨夜(8日)、和歌山市のホテルで開かれ、琴浦龍彦(ことうら・たつひこ)議長が労働者の賃上げなど春闘の方針を述べました。
「新春旗びらき」は昨夜6時半から和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、和歌山県地評の琴浦議長や県内自治体の共産党議員、それに労働組合関係者らあわせて120人が参加しました。
あいさつで琴浦議長は「労働者の賃上げと非正規労働者の労働条件改善は地域経済に好循環をもたらし、景気回復の最大の決め手であると考えている。春闘では自らの賃金改善に全力をあげるとともに非正規労働者の労働条件改善を自らの問題として捉えたい」と述べました。
また、ことし夏の参議院選挙について琴浦議長は「和歌山での野党統一候補実現のために私も力を尽くす決意でいることをこの機会に表明したい」と述べました。
このあと、参加者が鏡開きと乾杯を行い、団結を誓っていました。