今月（６月）の「男女共同参画週間」にあわせて、子どもたちが描いたポスター作品の展示が、きょう（２０日）から和歌山市で開かれています。
展示のようす（２０２０年６月２０日）
内閣府は、男女共同参画社会基本法が１９９９年６月２３日に施行されたことから、今月（６月）２３日からの１週間を「男女共同参画週間」と定めていて、和歌山県でも、性別に関わらずいきいきと暮らせる男女共同参画社会について、子どもたちに理解と関心を深めてもらおうと毎年ポスターコンクールを開いています。昨年度（２０１９年度）は、県内の小中学生や高校生から２１７点の応募があり、小学生低学年と高学年、中学生、高校生の４部門からそれぞれ最優秀作品が選ばれました。
きょうから、和歌山市中野のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店で始まった展示では、昨年度の入賞作品あわせて１６点が展示されていて、父親が洗濯や料理などの家事をこなす姿を描いた作品や、女性が「女性にはできない」と書かれた紙を破る姿を描いた作品など、力作が並んでいます。
最優秀作品（２０２０年６月２０日）
最優秀作品（２０２０年６月２０日）
このポスター展示は、来月（７月）１日までスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店１階のフードコート前広場で開かれていて、自由に見ることができるほか、和歌山県のホームページでも作品を見ることができます。
男女共同参画週間の期間中、県ではこのほか、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛９階にある県男女共同参画センターの図書室に関連図書の特設コーナーを設けているほか、県内１７の市町でのぼりやポスターを掲出するなどして啓発活動を行います。