新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、運航が中止されていた北山村の観光いかだ下りが、来月(7月)1日から再開されるのを前にしてきょう(20日)、安全祈願と試験運航が行われました。
北山村の観光いかだ下りは、木材の運送手段として栄えたいかだを観光に活用した事業で、北山川(きたやまがわ)のおよそ5・5キロのコースを1時間余りかけて下ります。
毎年5月3日から9月末まで運航されますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止されていました。
来月1日から再開されることになりましたが、感染予防のため定員を半分に減らし、船に乗る人にマスクの着用を求めるほか、検温も行います。
乗船できるのは10歳から75歳で、完全予約制となっています。
運航責任者の山本正幸(やまもと・まさゆき)さん53歳は「ようやく再開できる。渓流のスリルと山の緑を楽しんでほしい」と話しています。