県のブランド鶏の紀州うめどりの死骸およそ14万羽を県内の養鶏場に放置したとして、警察はきょう(19日)動物愛護法違反の疑いで有田川町の養鶏業者の事務所などを家宅捜索しました。
捜索を受けたのは、有田川町の有田養鶏農業協同組合の事務所や関係先です。
県によりますと、有田養鶏は、去年(2019年)12月に金融機関との取引が停止し、今年(2020年)1月以降に鶏が相次いで餓死したとみられています。
県は有田養鶏に再三指導をしていて、餌を与えず餓死させた点が動物虐待に当たると判断しました。
警察は関係書類を押収し死骸が放置されたいきさつを調べていくことにしています。