梅雨前線や低気圧の影響で、和歌山県では、あす(6/19)未明から昼前にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあり、和歌山地方気象台は、低い土地の浸水や河川の増水に十分、注意するとともに、土砂災害にも注意するよう呼び掛けています。
和歌山地方気象台によりますと、九州南部を通って日本の東に延びている梅雨前線は、あすにかけてゆっくり南下し、前線上の低気圧が西日本を通過する見込みです。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、和歌山県では、大気の状態が非常に不安定となり、雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
このため、気象台は、きょう午後4時過ぎに大雨に関する和歌山県気象情報第2号を出してあす未明から昼前にかけて、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するとともに、土砂災害にも注意するよう呼びかけています。
きょう、このあと予想される1時間の降水量は、多いところで、北部、南部ともに30ミリ、あすは、北部、南部ともに50ミリで、きょう午後6時からの24時間降水量は、北部、南部ともに200ミリと予想されています。