今月(6月)21日、日本全国で部分日食が起こります。日食を安全に観察してもらおうと、和歌山市のこども科学館ではきょう(13日)から、土日にプラネタリウムを訪れた人に日食めがねをプレゼントしています。
今月(6月)21日の部分日食は、和歌山市では午後4時6分に太陽の左下から欠けはじめ、午後5時11分に太陽の左下55%が欠け、午後6時9分に日食が終わります。
太陽を直接見ると失明の恐れもあるなど危険なため、日食を安全に観察するには、日食めがねなどのフィルターを使う必要があります。こども科学館では当初、工作教室での日食めがね作りと観察会を予定していましたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止となったため、工作教室用に準備していたフィルターを使って日食めがねを製作し、プレゼントすることにしたものです。
日食めがねは、きょう(13日)とあす(14日)、それに今月(6月)20日、21日にプラネタリウムを訪れた人に贈られ、用意した300枚がなくなり次第、終了となります。
なお、今月(6月)21日の日食を見逃すと、和歌山市では10年後の2030年6月まで日食を見ることができないということです。