和歌山市の和歌山港から和歌山マリーナシティまでのエリアがきょう(17日)、国土交通省の「みなとオアシス」に認定され、和歌山市役所で認定証の交付式が行われました。
「みなとオアシス」は国土交通省が障害者や高齢者が利用しやすい施設などを持つ国内の港湾エリアを対象に認定しているもので、「みなとオアシス和歌山」は全国で86か所目です。
「みなとオアシス」に認定されることで、国土交通省近畿地方整備局のホームページで情報が発信されるほか、全国で人気のグルメイベントに呼ばれるなどのメリットがあるということです。
きょう午後、和歌山市役所で行われた交付式で近畿地方整備局の池田薫(いけだ・かおる)副局長が、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に認定証を交付しました。
認定証の交付後、尾花市長は「市にとっても重要な場所であり、これからもっと市民に親しまれる港づくりをしたいです。」と話しました。
また、池田副局長は「みなとオアシスは賑わいづくりをする拠点です。これからは一般の人に遊びに来てもらえるような拠点になるのも港の役割だと思っています。」と話していました。
市では「みなとオアシス」の登録を更なる観光振興のきっかけに役立てたい考えです。