介護福祉士を養成している和歌山県内の社会福祉専門学校の学生が、きょう(12月17日)和歌山市で、来年3月の卒業を前に、介護の現場などで学んできた成果を卒業研究として発表しました。
これは、広川町下津木にある和歌山社会福祉専門学校に通う、来年3月に卒業予定の2年生34人が、これまで学んできた成果を発表したものです。
きょう午前10時から和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で行われた発表では、3~4人ずつにわかれた4つのグループが介護現場での事故防止の方法などについて、スクリーンに映し出した資料をもとに発表しました。
研究をまとめる過程では、介護施設での実習などで多忙を極める中、学生が主体となって、介護について深くテーマを探り、研究を重ね、ときには夜遅くまで学校に残り取り組んできたということで、発表を終えた学生は、「ホッとした。やりきった。卒業後は、利用者の立場に立つことの出来る介護福祉士になりたい。」と話していました。
きょう、卒業研究を発表した学生は、来年3月に卒業し、ほとんどは、和歌山県内の特別養護老人ホームなどの福祉施設に就職し、介護現場で働くということです。