元日のきょう(1日)県内では和歌山市や日高町などであわせて3件の火事があり、和歌山市では家にいた人がノドのヤケドをして病院で手当てを受けています。
きょう(1日)正午前、和歌山市加納の木造平屋建てのアパートの一室から火が出ているのを通行人が通報しました。
この火事で火元とみられる住宅と隣の住宅あわせて2棟のおよそ90平方メートルが全焼したほか隣の2階建ての建物の外壁の一部が燃えました。
この火事で火元の住宅で年末年始を過ごしていた無職の47才の男性がノドにヤケドをして病院で手当てを受けています。
和歌山東警察署の調べによりますと、ケガをした男性は普段は施設で暮らすなどしていましたが、年末年始を親せきの家族が住む家で過ごしていたということです。警察と消防で現場検証して火事の原因を調べています。
またきょう(1日)午前9時すぎには日高町産湯の無職の85歳の女性が住む住宅で火事があり、木造瓦葺きの住宅一棟が全焼しました。
火が出た当時家の中に人はおらずケガ人はありませんでした。
このほか紀の川市下鞆淵の住宅でもきょう(1日)午前11時過ぎ母屋と離れが全焼する火災がありました。
いずれの火事も警察と消防で現場検証をして火事の原因を調べています。