白浜警察署は、23日付で、きのう(26日)までに、イセエビ放流事業などで補助金や助成金を水増しして受け取ったとして、
詐欺の疑いで、田辺市の和歌山南漁協の元副組合長の79才の男性と46才会計主任の男性を書類送検しました。
書類送検の容疑は、元副組合長が2014から17年度、会計主任が15年度にそれぞれ作成したうその請求書を同県白浜町に提出し、補助金など約922万円を不正に受給した疑いです。
県は、きのう(26日)漁協の会計処理に関する調査結果を三栖敏一(みす としかず)組合長らに手渡し、改善策を確実に実行するよう指導しました。
県の調査によりますと、水増し受給した金は漁協の運営費などに回しており、職員による私的流用は認めれなかったということです。