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(株)総本家駿河屋、迎春を前に五色羊羹展示

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和歌山市に本社のある株式会社総本家駿河屋は正月を前に新年を祝う鏡餅に見立てた五色羊羹をつくり和歌山市駿河町本舗に展示しました。

五色羊羹を床の間に飾る総本家駿河屋の岡本良太社長(和歌山市駿河町本舗で)

総本家駿河屋では、昨年五色羊羹を作ったところ好評だったため、今年も正月を前につくりました。

五色羊羹は一辺が7センチのサイコロ型の羊羹で赤、白、だいだいなど5色の大きな羊羹を三宝に鏡餅のように積み上げ一番上に松の枝を飾っています。

羊羹は、きょう(27日)午前駿河町本舗の床の間に飾られ、店舗の入口に改めて展示されることになっています。

総本家駿河屋では、新年の歌会始のお題「望」にちなんで小豆やウグイス豆など5色の豆を織り込んだうす紅色の羊羹を新年の進物用に準備しているほか、鶴や亀、うめなどをかたどった5個一組の迎春生菓子など年賀用の祝菓子を用意しています。

五色の豆を織り込んだ御題羊羹「望」(総本家駿河屋で)

これらの菓子は、生菓子を除いて来月(1月)15日まで販売されることになっています。

 

直営店は新年は一部を除いて3日から営業することにしていて振る舞いぜんざいのサービスも予定しています。

迎春準備を進める総本家駿河屋の代表取締役社長の岡本良太さんは「新春用のお菓子なのでおめでたい色合いに仕上げました」と話しています。

鶴や亀など縁起物を表現した迎春生菓子


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