和歌山市の保育園できょう(21日)、園児と海外からの留学生が茶会や餅つきといった日本文化を体験し、交流しました。
和歌山市新堀東の「新堀こども園」では毎年、和歌山大学に通う海外からの留学生を招いて交流会を開いていて、きょうは、保育園に通う子どもたちとその保護者およそ120人に加えて、中国やインドネシア、フランスなどからの留学生7人が参加しました。
はじめに開かれた茶会では、和室に正座した留学生に浴衣姿の年長の園児が抹茶を振舞いました。
続いて園庭では、杵と臼を使って餅をつき、全員で「よいしょ!よいしょ!」と大きな声で声援を送っていました。ついた餅は、みそ汁やぜんざいにして振舞われ、子どもたちは自分たちでついた餅を美味しそうに味わっていました。
年長組の女の子は「きょうついたお餅がすごく美味しくて、お餅が好きになりました」と話していました。また、ベトナムからの23歳の女子留学生は「杵は重かったけれど、初めての餅つきが面白かったです。ベトナムの保育園では、このように親子で参加できる活動が少ないので、賑やかな雰囲気も楽しかった」と話していました。