串柿の里・かつらぎ町の四郷でつくられた正月の縁起物で最高級串柿の「百寿(ひゃくじゅ)」がこのほど、高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺に奉納されました。
奉納された「百寿」は、大きさが通常の約2倍の柿10個を長さおよそ60センチの竹串に通し、伝統の手すき和紙「高野紙」で包んで豪華な化粧箱に詰められています。
串柿は古来より三種の神器(さんしゅのじんぎ)の一つの剣に見立てられ、縁起物として正月に飾られます。
金剛峯寺ではきのう(20日)、奉納式が行われ、受け取った添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)宗務総長は「名産の串柿を弘法大師へお供えし、皆さまのお気持ちをお伝えします」と話していました。