和歌山市は、利用者が転倒しけがをしたため中断していたハイブリッドバイクの実証実験を今月(12月)26日から再開すると発表しました。
和歌山市と、市内に本社のあるグラフィット社は、自転車と電動バイクの機能を持ったハイブリッドバイクをレンタルサイクルとして貸し出し、自転車としての安全性を確認するための実証実験を行っていました。実験は、先月(11月)6日から来月(1月)末までの予定でしたが、今月(12月)10日、利用者が転倒してケガをしたため中断していました。
和歌山市の調査によりますと、今回の事故は、「初めての乗車で長い下り坂を走行したこと」や「右手をハンドルから離したこと」などが原因で、バイク自体の不具合によるものではないということです。
その上で今後は、乗車時に注意喚起することや、パンフレットを配布して安全な運転を啓発するなどの再発防止策を講じ、今月(12月)26日から実証実験を再開することになりました。