今月(12月)19日から東京で開かれているレスリング天皇杯全日本選手権の男子フリースタイル74キロ級に出場している和歌山工業高校出身の奥井眞生(おくい・まお)選手は、きょう(21日)行われた2回戦で和歌山北高校出身で日本体育大学の三輪優翔(みわ・ゆうと)選手に敗れたものの、あす(22日)優勝した選手とのプレーオフに勝てば、東京オリンピックの日本代表に内定します。
奥井選手は、上富田町出身で熊野路ジュニア教室でレスリングを始め、和歌山工業高校から国士舘大学に進んで現在は自衛隊に所属しています。2010年の全国中学生選手権や2012年のインターハイ、2014年の全日本学生選手権などで優勝を重ね、去年(2018年)の世界大学選手権では銀メダルを獲得しています。
大会はきょう(21日)、準決勝まで行われ、全日本社会人選手権優勝の乙黒圭祐(おとぐろ・けいすけ)選手と65キロ級で去年(2018年)のアジア大会2位の高谷大地(たかたに・だいち)選手があす(22日)午後1時半から行われる決勝戦への進出を決めています。奥井選手は、決勝戦の後、優勝した選手とプレーオフで対戦し、勝てば東京オリンピックの日本代表に内定します。