今月(12月)27日に東大阪市の花園ラグビー場で開幕する、第99回全国高校ラグビー大会への出場を決めた和歌山市の近畿大学附属和歌山高校で、きょう(20日)全校生徒が参加しての壮行会が開かれました。
近大和歌山は、先月(11月)17日に行われた第99回全国高校ラグビー和歌山県大会の決勝で、県立和歌山工業高校を26対7で下し、5年ぶり2度目の花園ゆきを決めました。
これを記念して、きょう正午ごろ、和歌山市善明寺(ぜんみょうじ)の近大和歌山高校の体育館で、中学・高校の全校生徒あわせておよそ1600人と教職員らがラグビー部員27人を激励しました。
川合廣征(かわい・ひろゆき)校長は「勝っても負けても自分たちが納得して力を出し切るプレーをして欲しい」と選手を激励しました。
また生徒会長で2年の中原照英(なかはら・しょうえい)さんは「花園の舞台でベストを尽くせるよう、生徒一同応援しています」とメッセージを送りました。
これを受け3年の成瀬椋太(なるせ・りょうた)キャプテンは「和歌山県代表として誇りを持ち、日頃支えて下さる皆さんへの感謝の気持ちをプレーで表したい」とあいさつし、決意を新たにしました。
近大和歌山高校は、ベスト16進出を目標に掲げ、今月28日土曜日の午後2時、東大阪市花園ラグビー場第Ⅲグラウンドで、三重県代表・朝明(あさけ)高校との初戦を迎えます。