ペダルをこぐと自転車になり、スロットルを回すとモーターが動く「ハイブリッドバイク」の実証実験中に利用者が転倒してケガをしたため和歌山市は実験を中断することにしました。
和歌山市によりますと実験中のバイクが今月(12月)10日午前11時頃20代の市の女性職員が公務中に市道を自転車として使用して転倒しました。この事故で女性は頭を打つケガをしました。市では事故の原因を調査します。
ハイブリッドバイクは、道路交通法ではミニバイクに分類されていますが、自転車としてる買う場合も車道を走る必要があります。しかし和歌山市は、市内の開発事業者とともに車道以外でも走行できることが可能にすることを目指し、自転車機能だけにしたバイクを一般の人や市の職員に貸し出して実証実験をしていました。
実験は先月(11月)6日から来月(1月)末まで行う予定でした。