和歌山城天守閣にある多門展示コーナーでは、和歌山城の堀の歴史を紹介する展示が行われています。
これは和歌山城天守閣の冬の展示で来年(2020年)2月2日まで行われているものです。
和歌山城の堀は城の防御や、物資の搬送のため紀の川の自然の川を利用して内堀と外堀が作られました。
明治時代以降、道路の拡幅などで一部を残して埋め立てられています。
今回の展示では、江戸時代の絵図で当時の掘り割りの様子を紹介したり、和歌山城東側の堀に咲くハスの様子を戦前の絵はがきで紹介するなどしています。また、内堀の池にある鳶魚閣のくさびなども展示されています。
展示は天守閣の中にあり、天守閣の入館料は大人410円、小中学生が200円ですが元日の午前6時から午前9時までは無料で入館できます。なお、今月29日から31日は休館です。