和歌山県教育委員会は、現在、現金のみの対応となっている、和歌山県立博物館など県が直接管理する4つの施設の入館料徴収方法について、キャッシュレス決済が出来るよう検討する考えを示しました。
きょう(13日)開かれた12月定例県議会の一般質問で、自民党県議団の藤山将材(ふじやま・まさき)議員は、県が直接管理している和歌山市の県立近代美術館と県立博物館、県立紀伊風土記の丘、それに海南市の県立自然博物館について、それぞれ入館料の徴収方法を、現在の現金だけでなく、キャッシュレス決済も導入するよう、県当局に見解を求めました。
これに対し、県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長は「入館者の利便性向上のため、キャッシュレス決済を導入したい」答弁し、今後、具体的な運用方法を検討する考えを示しました。