和歌山放送の第649回番組審議会がきょう(27日)開かれ、今月5日に放送した「世界津波の日制定記念特別番組 ラジオのちから~津波を知る~」について審議が行われました。
この番組は、今月5日の「世界津波の日」に合わせ、当日の午後1時から2時間40分にわたって放送したものです。番組では、広川町で行われた防災避難訓練の様子、県の防災ヘリコプターからのリポート、それに和歌山放送主催の津波防災教室の中継などを紹介しました。
きょう(27日)の審議会では、委員から「内容が充実していて、メリハリがあった。非常に意義のある番組で、リスナーへの防災教育として毎年続けてほしい」「訓練の様子をリアルな音声で紹介できていたのが良かった」「災害時のラジオの価値を知らせたり、自らの災害に対する備え・考えを振り返る良い機会だ」などの意見がありました。
一方で、「2時間40分は長過ぎる気がする。何回かに分けてシリーズ番組にすることも検討してほしい」「番組中、話題の区切りに、災害ボランティアなどに参加したアーティストの曲をかけるのも良いと思う」などの意見も出されました。