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和歌山市総合教育会議開催

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和歌山市の教育の話題について話し合う「和歌山市総合教育会議」がきょう(26日)開かれ、市民の読書習慣を身に付けてもらうことや、小学校での外国語教育のとりくみに対して出席者が意見を出し合いました。これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づいて市が開いた会議です。
教育、学術、文化の振興について話し合うもので今年度初めての開催です。
きょう(26日)和歌山市役所で開かれた会議には、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長、富松淳(とまつ・あつし)教育長のほか、教育委員会の委員らが出席しました。
会議では市側が市民読書活動の振興や外国語教育における学力向上、教員の働き方改革、通学路の安全対策について説明した後、
出席者が意見を出し合いました。

中でも市民読書活動の振興については平成28年度の総務省の調査で「趣味として読書」をする割合は都道府県中最下位で、
さらに市民図書館の一人あたりの年間貸出冊数は2・2冊で、中核都市平均の5・1冊の半分に及ばない状況となっていることを踏まえ、子供や成人・高齢者や障害者に対する読書振興策や、新市民図書館と学校図書館との連携など読書活動の支援強化などが
説明されました。
出席者からは「読書は子供の知的好奇心の向上にもつながるので重要」との意見が出されたほか、現在建設中の新図書館について「リピーターの確保が重要」とか、「蔵書数の充実化といった対策と同時に、どういった刺激を与えられるかが必要だ」といった意見が出されました。
市によりますと、これらの意見を今後の教育行政に活かしていくことにしています。


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