和歌山市立浜宮(はまのみや)小学校で、きょう(22日)午後、自転車の安全運転講習会が開かれ、6年生の児童およそ90人が参加しました。
これは、浜宮小学校が海南市の自動車学校「ドライビングスクールかいなん」と和歌山西警察署に依頼して開いたものです。
きょうの講習会では、校庭に自転車や乗用車、トラックなどが持ち込まれ、ドライビングスクールかいなんの指導員らが、自転車の横並び走行や傘差し運転の危険性や、トラックの荷台の荷物が死角になって交差する道路の乗用車の接近がわかりにくい状況を再現しました。
続いて、児童らが電動アシスト自転車に乗ってコーンの間をジグザグ走行したり、止まれの標識で一旦停止し左右を確認する安全走行の体験も行われ、児童らは担任らとともに歓声をあげ、拍手をしながら友達の運転する様子を見守りました。
参加した児童は「あまり自転車には乗らないですが、家が奥まったところにあって、大通りに出る時に大回りしてしまって怖いと思いました」と話していました。
またきょうは、和歌山西警察署の警察官も自転車の安全運転の心得を説明し、自転車事故が起きたり巻き込まれた時には、大人に助けを求めることを呼びかけました。