再来年(2021年)の秋に和歌山県で開かれる、第36回国民文化祭「紀の国わかやま文化祭」の開幕までの日数を表示するカウントダウンボードの点灯式が、きょう(22日)和歌山県庁の正面玄関前で行われました。
国民文化祭は、文化庁と都道府県などが毎年持ち回りで開いている、地域の特色を生かした文化の祭典で、36回目となる再来年は、初めて和歌山県で開かれます。
主催する和歌山県では機運を高めようと、2015年の国体やことし(2019年)のねんりんピックと同じように、県庁正面玄関横に開幕までの日数をデジタル表示するカウントダウンボードを設置したものです。
きょう(22日)午前11時、県庁の正面玄関前で国民文化祭和歌山県実行委員会の会長を務める仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と、和歌山県マスコットキャラクターのきいちゃんがボタンを押すと、ボードに埋め込まれる電光表示版に、再来年10月30日の開幕までの日数「708」が赤く表示されました。
仁坂知事は「国民文化祭を大いに盛り上げるために、それぞれの文化に携わる人の裾野の拡大や設備などの整備も必要になる。開会式には天皇・皇后両陛下がお見えになるので、和歌山ここにありというところを見て頂こう」とあいさつしました。
紀の国わかやま国民文化祭は、2021年の10月30日から11月21日まで、県内9つの市と町を会場に23の文化交流事業が繰り広げられます。
同時に第21回「全国障害者芸術・文化祭」が開かれるほか、同じく2021年の7月31日から8月6日まで、第45回全国高校総合文化祭和歌山大会も開かれます。