今月(11月)9日から4日間にわたって和歌山県で開催された中高年のスポーツと文化の祭典「ねんりんピック紀の国わかやま2019」が、きょう(12日)閉幕しました。
きょう午後1時から、和歌山市の和歌山県民文化会館・大ホールで行われた総合閉会式では、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が閉会のあいさつを行い「全国から多くの参加を頂いたお陰で、大会を成功裏に終わらせることが出来た。来年(2020年)の岐阜大会がより素晴らしいものになるよう祈念している」と述べました。
続いて、仁坂知事から来年の開催地・岐阜県の古田肇(ふるた・はじめ)知事にねんりんピックの大会旗が手渡され、会場一杯の拍手のなか、4日間の大会を締めくくりました。
閉会式終了後の記者会見で、仁坂知事は選手やボランティアスタッフらに感謝を示し「参加者がスポーツに熱中する姿を見て、多くの県民がスポーツをしてみたいと感じたと思う。和歌山県は健康長寿日本一を目指して様々な取り組みを行っているが、今のところそんなに成績は良くない。運動と栄養に気をつけ、ねんりんピックの感激を胸にスポーツや健康に注力する県民が増えると、これにまさる喜びはない」と総括しました。
来年のねんりんピックは、10月31日から11月3日まで岐阜県で開かれます。