毎年11月22日の「ふるさと誕生日」を多くの人にアピールするパネル展示が、きょう(13日)から和歌山県庁と各振興局で始まりました。
明治維新に伴う廃藩置県で、紀伊国(きいのくに)は和歌山・田辺・新宮の3つの県に分かれていましたが、明治4年・1871年の11月22日に3県が統合され、現在の和歌山県が誕生しました。
県では、この日を、県民が郷土を愛しより理解を深めることで県の発展に繋げる日にしようと、平成元年・1989年に条例で毎年11月22日を「ふるさと誕生日」と定めました。
パネル展示では、ふるさと誕生日の概要のほか、紀伊国や和歌山の名前の由来などが紹介されています。展示は、県庁の本庁と北別館の連絡通路と各振興局で ふるさと誕生日当日の22日まで行われています。
なお県では、ふるさと誕生日の22日の朝、県庁や振興局周辺の道路などで、県の職員がボランティアで清掃活動を繰り広げるほか、和歌山市の県立近代美術館と県立博物館、紀伊風土記の丘、それに海南市の県立自然博物館の4カ所で入館料が無料になります。