特産のかんきつ類「ジャバラ」の加工販売を一手に引き受ける北山村は、事業を民営化するため100%出資する会社を設立しました。
ジャバラは強い酸味が特徴で、花粉症に効くと言われ、2001年に北山村がモニター調査を実施して口コミで人気が出ました。
村営のホームページで果汁などを販売していて昨年度は3億4200万円を売り上げました。
こうした中、村の地域事業課によりますと、より迅速な意思決定ができるようにと民営化が決まりました。
新会社は来年4月から稼働する予定で、地域事業課の池上輝幸(いけうえ・てるゆき)さん48歳が代表取締役を務めます。
池上さんは今年度末に役場を退職する予定で、「村の産業として拡大したいと思い、決意した」と話しています。