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10月の企業倒産状況・負債総額と倒産件数がことし最多に

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民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(10月)和歌山県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は15件、負債総額は4億5100万円となり、倒産件数・負債総額ともにことし(2019年)最も多くなりました。

過去10年間では2011年3月の22件、2011年5月の16件に次いで3番目となり、10月単体でみても過去10年間で最多となりました。

地域別では、和歌山市が8件、海南市が2件で、岩出市(いわでし)、橋本市、有田市(ありだし)、御坊市(ごぼうし)、西牟婁郡(にしむろぐん)でそれぞれ1件でした。

業種別では、サービス業が6件で最も多く、次いで建設業が4件、小売業が3件、卸売業と運輸業がそれぞれ1件でした。原因は15件すべてが販売不振でした。

東京商工リサーチ和歌山支店は今後の見通しについて「消費税引き上げによる個人消費や企業業績への影響、人手不足の問題、金融機関の貸し出し姿勢の変化など先行きに不透明感が残っている。米中貿易戦争など、海外情勢にも問題が山積する影響なども懸念されるため、和歌山県でも倒産が増加に転じる可能性は否定できない」と分析しています。


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