和歌山市に本社のあるグラフィット社と和歌山市がグラフィットバイクが公道を走行する際、自転車と同様の安全性に問題がないことを確認するための実証実験をあす(6日)から始めるのを前にメディア向けの試乗会が開かれました。
実証実験はあす(6日)から来年(2020年)1月31日までの市内で行われるとになっています。
それを前にきょう(5日)は、午前10時からレンタルサイクルとして無料の貸し出しが行われるJR和歌山駅前のわかちか広場とその周辺で和歌山市の尾花正啓市長や報道関係者らを招いて試乗会が行われました。
グラフィットバイクは現在、ミニバイク同様、運転には原付免許とヘルメットが必要で、原則車道を走ることになっていますが、グラフィット社など同様の車両を製造するのメーカーは、自転車と同様の安全性を確認し、規制緩和を求めるためそれぞれ実証実験を行うことにしたものです。
グラフィット社と共同で実証実験をする和歌山市では、バス路線の廃止や高齢者が車の運転免許を返上した際の移動手段を充実させることなどを想定して実験に参加しています。
実証実験ではレンタサイクルの利用者へのアンケートなども検討しながら、車道以外の道路でも走行できるよう規制緩和を求めていくことにしています。