和歌山市の職員を名乗って和歌山市内の高齢者をだまし、現金を振り込ませる特殊詐欺事件があり、和歌山西警察署で調べています。
警察によりますと先月(10月)23日、和歌山市内に住む70才代の女性宅に市役所の職員を名乗る男から「保険料の還付を受けることができるのでどこの金融機関口座を持っていますか」といううその電話がありました。
電話を受けた女性は相手の話しにだまされ、銀行員を名乗る男からの電話で指定されたATMコーナーに誘導され、指示に従って操作するうちにあわせて140万円余りを振り込んでだまし取られました。
和歌山市内では先月(10月)29日にもATMを使った同様の手口でおよそ10万円をだまし取られる特殊詐欺事件があり、警察では被害にあわないよう注意を呼びかけるとともに、こうした電話があった場合にはすぐに警察に相談して欲しいと話しています。