和歌山市で今年(2019年)7月、警察官が職務質問した際に盗難車を急発進させて、警察官にケガをさせたとして公務執行妨害などの罪に問われた神戸市の33才の無職の男の初公判がきょう(28日)和歌山地方裁判所で開かれ、被告の男は「間違いありません」と起訴事実を、認めました。
公務執行妨害などの罪に問われているのは、神戸市の無職朴悠也被告33才です。
起訴状によりますと朴被告は、今年(2019年)7月10日午後7時ごろ和歌山市内の駐車場で警察官が職務質問しようとした際、車を急発進させ、ボンネットに飛び乗るなどした警察官5人に擦り傷を追わせるなどしたとしています。
検察側は冒頭陳述で、被告が運転前に覚醒剤を使用し、無免許だったことから警察に捕まるわけにはいかないと考え、逃走したと指摘しました。