白血病や再生不良性貧血など、血液疾患の治療に必要な「骨髄バンク」へのドナー登録を拡げようと、きょう(26日)、和歌山市で啓発活動が行われました。
これは、今月(10月)の「骨髄バンク推進月間」にあわせて、県内の血液疾患の患者や患者の家族でつくるグループ「ひこばえ」が初めて取り組んだものです。
JR和歌山駅前では、きょう(26日)午前10時から、「ひこばえ」のメンバーらがドナー登録のしおり「チャンス」と啓発用のティッシュなどを、道行く人や買い物客らに手渡し、骨髄バンクへの理解と登録を呼びかけました。
「ひこばえ」の副代表で、骨髄バンクの登録説明員を務める上田克則(うえだ・かつのり)さんは、「18歳以上で54歳未満の健康な人なら、骨髄バンクのドナーに登録できます。県内では、和歌山駅前の献血ルームや、献血バスでいつでも受け付けているので、まずはドナー登録のしおり「チャンス」を読んだ上で、多くの人に登録して欲しいです」と、骨髄バンクへのドナー登録を訴えていました。