和歌山市内に勤務する30代の男性と和歌山市在住の女の赤ちゃんが、腸管出血性大腸菌O157に感染したことがきょう(26日)までにわかりました。
和歌山市によりますと、男性は、今月(10月)19日に腹痛や下痢を訴え、20日に医療機関で診察を受けました。そして、検査の結果、24日に便からベロ毒素が検出され、O157に感染していることがわかりました。
女の赤ちゃんは、今月(10月)21日に下痢やおう吐のため医療機関で診察を受けました。検査の結果、25日に便からベロ毒素が検出され、O157に感染していることがわかりました。
2人は、医療機関に入院中ですが、症状は快方に向かっているということです。また、2人の接点は確認できていないということで、和歌山市では今のところ、それぞれ単発による感染ではないかとみています。
今年になってO157に感染した人は、和歌山市内で6人、和歌山県内で18人となり、和歌山市では、食品の取り扱いや手洗いなど、衛生管理の徹底を呼びかけています。