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和歌山県内で日本脳炎に3人感染・3年ぶりに確認

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和歌山県によりますと、先月(9月)下旬から今月(10月)中旬にかけて、県内で70代から80代の男性3人が日本脳炎に感染したことがわかりました。

日本脳炎は、コガタアカイエカという蚊がウィルスを媒介することから、県では、蚊に刺されないよう肌の露出を少なくする服装の装着や、虫刺され防止剤の使用などを呼びかけています。

県・健康推進課によりますと、先月(9月)28日、日高郡内の70代の男性に、また、今月(10月)17日には、田辺市の70代の男性と東牟婁郡内の80代の男性に、発熱やけいれん、意識障害の症状があらわれ、検査したところ、いずれも日本脳炎ウィルスが検出されました。3人は、いまも病院で療養しています。県内で日本脳炎の患者が確認されたのは、2016年以来3年ぶりで、ことし(2019年)に入って初めてです。

発病するのは100人から1000人に1人程度ですが、とくに幼い子どもや高齢者が発症しやすく、高熱や頭痛、おう吐、意識障害、けいれん、マヒなどの症状が現れ、重い後遺症が残ることもあります。

県・健康推進課では、蚊に刺されないよう、帽子や手袋、長袖シャツ、長ズボンを履き、首にタオルを巻くなど肌の露出を少なくすることや、「ディート」と呼ばれる成分の入った虫除けスプレーを使用すること、さらに、蚊の発生源となり得る植木鉢や空き缶などのわずかな水たまりを作らないことや、子どもの予防接種などを呼びかけています。


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